クリスマスも終わり、年末の準備を始める方も多いじゃないでしょうか。
そんな今回は、お正月特集「年末から新年1月15日までにやるべき事」と題してご紹介させていただきます!
編集部
お正月の準備やお正月を過ごす際の参考にしていただけたら嬉しいです!
お正月行事とは
お正月行事は、歳神様という新年の神様(豊作の守り神様)を家に迎えて、もてなし、見送るための行事です。
歳神様はそれぞれの家に訪れ、幸せを授けてくださると考えられています。
編集部
年末にはお正月に向けて、しめ縄や門松などのお正月飾りを飾り、歳神様を迎える準備をおこないましょー。
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お正月飾りとは
お正月飾りにはいくつかの種類があります。
それぞれに一年の幸せを招くという意味や厄災を払うといった意味があります!
門松
「門松」は、正月に家の門の前などに立てられる松や竹を用いた正月飾り。
あしらわれている「松・竹・梅」には、それぞれに意味があります。
●松
・・・神様が宿る依り代になる木と考えられており、神様を「祀(まつ)る」につながる樹木として、御めでたい事に用いられます。
●竹
・・・成長が早く、生命力の象徴として用いられます。
●梅
・・・新春に咲く梅は、1年の始まりにふさわしい花として用いられます。
門松には紅梅と白梅の両方を飾るのが一般的です。
しめ縄・しめ飾り
「しめ縄・しめ飾り」は、神様を祀る神聖な場所に不浄なものを持ち込ませないための結界として用いられます。
鏡餅
「鏡餅」は、門松や松飾りで案内され、しめ飾りによって神聖な場所となった家の中で、新年の神様である歳神様の依り代(居場所)となるものです。
2つのお餅は陰と陽で表されており、餅を重ねることで「円満に年を重ねる」という意味が込められています。
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お正月飾りはいつから飾る?
12月13日は、正月事始め・松迎え・煤払(すすはらい)と呼ばれ、お正月飾りの準備や大掃除を始める日と言われています。
この日からお正月飾りは基本的にいつ飾っても良いとされていますが、その中でも「特に縁起がいい日」「避けたい日」を紹介させていただきます!
特に縁起がいい日
12月28日
特に縁起の良い日は「12月28日」と言われています。
この日は末広がりの「八」が入っているということから縁起がよく、飾り付けをする日としておすすめと言われています!
避けたい日
逆に「苦」を連想させる29日と、「一夜飾り」となる31日は、避けた方がよいといわれています。
12月29日
9という数字が、「苦」と同じ読みであり、さらに2が加わることで 「二重苦」と音が同じになります。
言葉の縁起を大切にしている方も多いと思いますので、縁起の悪いとされる29日は飾り付けには向きません。
12月31日
一夜飾りにあたり、歳神様に失礼といわれています。
また、歳神様が来られるのは1月1日のお正月早朝ではなく、12月31日の日没後という考え方もあるため、31日より前に飾り付ける事がよいといわれています。
※旧暦だと30日が大晦日にあたるため、30日も避けた方がよいとも言われているそうです
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新年1月15日までにやるべき7つのこと
新年を迎え気になるのがお正月行事の期間です。
ここからは、お正月の期間いつまでに何をしたらよいのかについて紹介させていただきます!
(1)初詣は松の内までに
新年になって、初めて神社やお寺に参詣し、その一年の幸せを祈願するが初詣です。
初詣は「松の内」の期間におこなうのがおススメといわれています!
●松の内
松の内とは、歳神様が宿っている期間の事をいいます。
もともとは元旦から1月15日までの期間をさしますが、近年は七草がゆを食べる1月7日くらいまでのことをさします 。
※歳神様=お正月にお迎えする1年の幸せをお祈りする神様
▼横浜市緑区の「初詣スポット」の情報はこちら
(2)門松・松飾りは1月7日まで飾る
門松・松飾りは、歳神様がお正月に家に来る際に、「こちらですよ」と案内をするために飾るお正月飾りです。
歳神様を迎える目印になるもので、一般的には「松の内」が終わる1月7日まで門前や玄関に飾っておくのがよいといわれています。
※土地土地によって飾る期間が異なるそうです
(3)しめ縄は1月15日の「どんど焼き」で焼く
しめ縄は歳神様を迎えるための魔除けの役目があります。
しめ縄も門松同様基本的には1月7日までの期間飾り、飾り終えたしめ縄は、お正月の火祭り行事である「どんど焼き」でお焚き上げしましょう。
▼横浜市緑区の「どんど焼き情報」はこちら
(4)鏡餅
鏡餅は基本的に鏡開きの日とされている1月11日までの期間飾ります。
鏡餅は縁起物なので、包丁などで「切る」のは避けて、木槌や麺棒などで叩いて割るようにしましょう。
この鏡餅をお雑煮やお団子などでいただくのが「鏡開き」になります。
(5)年賀状
年賀状は、松の内までに届くように出すのがマナーです。
松の内を過ぎてしまうと、年賀状ではなく寒中見舞いにあたるため、1月7日までを目安に年賀状を送りましょう。
(6)新年のあいさつ
新年のあいさつも、松の内である1月7日までにおこなうというのが一般的です。
仕事関係のあいさつなど、その期間に済ませる事が難しい場合は、1月15日くらいまでに済ませることを意識しましょう
(7)七草粥
七草粥は、1月7日の朝に食べられる日本の行事食(料理)です。
無病息災、豊年の願いを込めて食べる七草粥には、正月の祝膳や祝い酒で弱った胃袋を休めてくれる効果があります。
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さいごに
編集部
いかがでしたでしょうか。今まで何となくおこなっていたことや初めて知ったこともあったんじゃないでしょうか。(自分は結構ありました、、、)
最後にポイントとなる部分だけを抜粋させていただきます。
- お正月は歳神様おもてなしする期間
- お正月飾りを飾るのは、歳神様をお迎えする準備
- お正月飾りは12月28日に飾るのがオススメ
- 初詣、お正月飾り、新年の挨拶、年賀状は1月7日まで
- 鏡餅の鏡開きは1月11日、包丁できるのは×
編集部
みなさんが年末年始を過ごす中で活用いただけたら幸いです。
よいお正月をお過ごしください。
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